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本屋によったら,耳につく曲がBGMですっごく気になった.

相対性理論のルネサンスという曲,らしい.

なぞのバンド名,なぞの曲名,そしてそのうえなぞの歌詞.曲調も,なぞ.

だが,ポリシックスやらCapsul何ぞの雰囲気を感じなくもなく.

最近,とんと音楽とは無縁でしたが,ちょっと気になる.iTunesにも曲があるはずなので,購入してみようかとも思う.

で,音楽シーンなるものに一言.

もはや,CDを売るとかは,全然期待できない産業.iPodを手に入れたいま,もはや物理メディアに戻ることはほとんど不可能.

音楽番組を最近みていないけれど,音楽をやってビッグになろうというロールモデルとなるような人はもういないんではないだろうか?
あり得るとするなら,ジャニーズなどのように,歌って踊れてかっこいい,というエンタテイメントの技能の一環としての音楽だろう.

ある意味では,楽曲の質そのもので評価されるような環境が実現された,ということはできる.

ただ,いろいろ考えて残念に思うのは,時代を代表するような歌や音楽が生まれづらくなってきたのではないかということ.

じいさんみたいな話で恐縮ですが,戦後復興期には,美空ひばりのリンゴの歌や,万博では三波春夫の歌なんぞがあったと思うけれど,今はおんなじ曲をみんなで聞けるメディアが弱くなり,それぞれの価値観に合わせたチャンネルを選んで自分で視聴するスタイルになっている.

便利なことこの上ないが,何かを皆で共有するための条件が崩壊してきたことは否めない.例えば,ラジオ番組を聞いたり,ドラマの放送を楽しみにしたりといったことはめっきり減ってきた.

ある意味では,繰り返し同じ楽曲を聴くということは洗脳なんだけれど,押し付けられる時代の雰囲気というのも,実は悪くはないこともある.

風の谷のナウシカ,漫画版では,人間が残すことができたものはただ音楽だけなのだよ,とヒドラの親分がいいますが,まさしく,音楽というはかないもの.そういうのを共有するということは,悪くない社会.

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