工房的都市論 Ⅰ

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kawa
川です。といっても、これは秋葉原のあたりを流れている川。個人的に、というか、仕事的にもなのですが秋葉原に毎週いっているような状況で、だんだん土地勘がついてきたなと思う昨今です。昨日歩行者天国が復活したとの報道もありなんだかぼんやり閑雅てます。

とはいえ、アキバ文化はまだよくわからず、どちらかといえば古き電気街としてのアキバを探索してます。電子部品といえば、とりあえず東京ならアキバ、大阪なら日本橋、といったところ。加えて名古屋なら大須といったところで、これらの3都市で暮らしたことがあるので、ようやくコンプリートです。

この3都市で抵抗やらコンデンサやらをどうやって購入したらよいか、くらいはわかった!といった所です。

そもそも、なぜ電気街が出現するのか?という都市文化としては不思議に思うところもあり、ググってみますと、どうやらアキバは終戦後にラジオ部品やらを扱う闇市が盛んになったのが大本のようです。すなわち、スタート段階で少しアンダーグラウンドな土地柄とも言えましょうか。ラジオの自作という、すでにちょっとフツーの人はやらない事をやる人が集まってきていたという時点で、すでにオタク的文化がでてきたと。

とはいえ、出自が機械系の人間なので、鉄の塊をぐりぐり切削したり砂型に溶解鉄を流し込んだりというメカメカしい存在も気になるのですが、じつはこの機械系の感覚と電気系の感覚とは微妙に違うところがあるのでは無いかと考えてもいます。

例えば、果たして秋葉原で人工衛星がつくれるかっていうと、ちょっと無理そう、という気がします。そんなこといったらたいがいの土地でそんなモノつくれないとおもうのが当たり前なのですが、うっかりすると何でもできちゃうんじゃないかって妄想しちゃいそうなほどモノは溢れています。

ここで何がかけているかというと、生産するための機能ではないかと。電気街という土地は、やはり商業の土地であり流通の結節点としての価値が飛び抜けて高いのですが、その商品を作り上げるという生産の地ではない、という事かもしれません。

これも考えればあたり前なのですが。モノをつくるにはやっぱり工作機械やらエネルギーやら何やらが必要となり、人と人とが交易をするための空間があったらジグでもおくよ、という事になるでしょう。

でようやく今のアキバの文化に近いアニメやらの文化になるのですが、電子機器に限らず、モノづくりにおける交易の地として現在も機能しているということが言えます。

個人的には、そういう都市もあってしかるべきなのですが、さらに工房的都市というものがあったら、それは楽しいな、ということ。職人ばっかり住んでいて、町工場と電気街が結びついたような都市ができたら、そこ住みたい!と勝手に想像します。

まあようはナウシカででてくるペジテ市ってものがあったらいいよね、ということかと。あんまりこういう展開になるとは考えずに書き進めてみたのですが、面白くなってきたからまた改めて考えてみよう。